腹腔鏡手術

背景: 腹腔鏡検査に向けた研究は,腹腔鏡訓練中の外科医の動きを計測することによって外科医の能力を評価することに焦点を当てています.この研究は,腹腔鏡訓練の有効性を評価するために非常に重要です.
そのうえ,客観的な評価結果と熟練者の助言は,若い外科医に向けたより良いトレーニングや評価システムの開発につながります.

目的: われわれの目的は,熟練度の異なる外科医が操作の間,これらの動作パラメータと関連して行動するかを見るために外科の手順の間に外科医の動きを特徴付けることができる1セットのパラメータを定義して,トレーニング後に技術の改善を評価することです.
これらの解析とモデル化は,外科においての自動化とロボットによる支援に向けて重要な一歩を踏み出していることを示しています.

Laparoscopy training with WB-3
(19sec, 4.57MB, MP4)

結果: 実験を通じて得られた予備解析結果は,初心者の技術が訓練後に向上していることを明確に示しています.この結果は,とりわけMISのおける外科手術の客観的評価に向けた訓練システムの開発の第一歩です. また,これらの結果によって,手術器具の機能的にもしくは人間工学的に評価する装置や手法の開発を進めることもできるでしょう.

References

Last Update: 2016-11-01
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