背景: 高齢社会において,身体や心理の観点から医療や介護におけるサービスの期待がかなり高まっています.これらのサービスの中で,特に重要なのは,運動機能のリハビリテーションの過程と明確なその臨床評価です. しかしながら,現在のリハビリテーションの過程は客観性が欠けています.
目的: われわれの研究はWB-3システムを使用して,ヒトの動作の解析と生理指標の解析を統合することで,病院/リハビリテーションセンターや住居などで,リハビリテーション療法の物理的で生理的な効果を客観的に計測して評価することを目的としています.